あおぞら木舎(横谷ふるさとセンター)
平成生まれの木造校舎【あおぞら木舎】
ようこそ!あおぞら木舎へ
あおぞら木舎(横谷ふるさとセンター)は1997年(平成8年)それまで利用されていた旧校舎が災害危険区域指定をうけたため、約800m北側の現在地に移転改築されました。当時の地域住民の熱意により、布野周辺の木材を多用し、村の大工さん達が昔から用いていた在来工法により「自然」や「ふるさとのぬくもり」を感じられる校舎として完成しました。地域がら雪に対する工夫も随所に見られ、あおぞら木舎の特徴にもなっています。
2008年(平成20年)児童数減少のため、学校は廃校となりましたが、その後はイベントや地域行事、神楽公演や各種会議・教室・展示など、横谷の拠点として活用されています。
あおぞら木舎の建物の特徴
横谷小学校建物の特徴
- 使用木材は構造用集成材を除き、全て国産材を使用しています。
- ひのき・杉・柱材については柱寸法18c m角、長さも8mと大きいため、国有林材(樹齢80〜90年)を使用しています。
- 校舎玄関にはシンボルとして、当時の布野村の木とされていたケヤキの丸太が設置されています。
- 多目的室の柱は地域住民の方が50年間育てた杉丸太が使用されています。
- 多雪地域のため屋根庇を大きくとり、児童の通行スペースに配慮してあります。
- 軒樋は雪による破損防止のため内樋を採用しています。
- 校舎2階の床さ遮音のためALC版敷を採用しました。
- 校舎2階廊下、天井、および体育館アリーナ天井には採光と換気のためトップライトを設置しました。
- 校舎棟には身体障害のある方やお年寄りのため、エレベーターを設置しています。(ご利用希望の方は、要事前連絡)
- 屋根小屋組にはトラス梁を採用し、2階図書室は天井を張らず小屋組表わしとして、大空間としました。また、畳敷きの部屋を設け、利用者がのびのびと図書室の利用ができるようにすると共に、冬場の暖房の効率を考えコタツを設置してあります。